自治会・町内会と連携する国勢調査:調査員として知っておきたい10のポイント

自治会・町内会ができるサポート

国勢調査

広報活動(「調査員が伺います」と回覧で周知)

国勢調査の時期になると、「知らない人が訪ねてきて不安」という声も少なくありません。そこで自治会や町内会が回覧板や掲示板を通じて「この期間に調査員が伺います」と住民に知らせておくことが効果的です。事前に周知することで、調査員を安心して迎え入れる環境が整い、調査もスムーズに進みます。

事前に回覧で調査員訪問を知らせることで、住民が安心して対応できる。

不安を和らげる工夫(調査員証の確認を呼びかける)

調査員は身分証を携帯していますが、住民にとっては本当に安心できるかどうかが大切です。そこで「訪問があれば調査員証を必ず確認してください」と自治会が呼びかけると安心感が高まります。詐欺防止にもつながり、住民の不安を和らげながら調査への協力を得やすくなります。

調査員証の確認を促すことで、住民の不安を軽減し、詐欺防止にも役立つ。

トラブル時の相談先を周知

調査の現場では「回答を拒否された」「不在が続く」など予期せぬ事態が起こることもあります。自治会や町内会があらかじめ「困ったらここに連絡してください」と行政窓口や担当者の連絡先を住民と調査員の双方に周知しておくと安心です。相談先が明確であれば、トラブルが拡大する前に解決につなげられます。

行政窓口など相談先を周知することで、トラブルを早期に解決できる体制を整える。

調査後の労い(慰労会や感謝の言葉)

国勢調査は限られた期間での活動とはいえ、調査員にとって大きな労力がかかります。そこで調査終了後、自治会が感謝の言葉を伝えたり、ささやかな慰労会を開いたりすることは大きな励みになります。労いの気持ちを示すことで「また次も協力しよう」という意欲が生まれ、地域の協力体制の強化にもつながります。

調査後に感謝や慰労を示すことで、次回への協力意欲と地域の結束を高められる。

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この記事を書いた人

Katsuyuki Susakiのアバター Katsuyuki Susaki 自治会長・ウェブ屋

当サイトの管理人です。2022年度に組長が回ってくるタイミングで自治会長をやる羽目になりました。500世帯位の自治会で試行錯誤しながら理不尽な要望も聞きながら何とかやっています。そんな僕が自治会長をやって気付いたこと、今後の自治会運営についての考えなどを記事にしています。本業はフリーランスのウェブ屋。1965年製。空いた時間には愛車ヤマハボルトで遊んでいます。